2025年第2回定例道議会に向けた民主・道民連合政策審議会との政策協議及び北海道結志会への要請・意見交換を実施

【連合北海道・政策情報No.6(2025年6月9日)】

2025年6月3日(火)、連合北海道は民主・道民連合政策審議会との政策協議及び北海道結志会との要請・意見交換を実施し、第2回定例道議会に向けて連合北海道の政策に関する経過報告をはじめ、連合北海道「2025春季生活闘争・中間まとめ(素案)、2026年度政府予算に対する「要求と提言」(案)及び道政に対する「要求と提言」たたき台などについて意見交換等を行った。

連合北海道・荒木副事務局長の挨拶

冒頭、連合北海道の荒木副事務局長から「物価高対策は、中長期的な対応が必要であり、将来的な不安を払拭しなければ持続的な経済発展につながっていかない。夏の参議院選挙について、連合北海道は、立憲民主党「勝部けんじ」、国民民主党「鈴木まさき」の推薦を決定しており、政策審議会の皆さんにもご支援ご協力をお願いしたい。また、春闘については、5回目の集計で平均的には5%を超えているが、この先は、ますます厳しい妥結状況となると思われる。物価高に賃金の上昇が追いついていないという課題もあるので、道議会でも物価高対策などの対応を含め、意見交換をさせていただきたい」と挨拶があった。

民主・道民連合政策審議会との協議の様子

続いて、畠山みのり民主・道民連合議員会政策審議会長から「新体制となり、政策審議会も本日が第2回定例道議会に向けた初めての打ち合わせとなる。基本的に連合の考え方に沿って道議会に対応していきたいと考えているので、これからも様々な意見をいただきたいと思っており、私共からも申し上げることがあればお伝えしていきたい。これからも連合北海道と良い関係を築いていきたい」と挨拶した。

次に連合北海道の永田総合政策局長より、①これまで取り組んできた政策に関する経過報告や、②連合北海道「2025春季生活闘争・中間まとめ」(素案)、③2026年度政府予算に対する「要求と提言」(案)、④2026年度道政に対する「要求と提言」たたき台、④意見書採択の要請などについてポイントを説明した。

意見交換では、山根まさひろ議員から「不登校に関するフリースクールについて連合北海道の考え方の確認」のほか、「カスタマーハラスメントのポスターが6月に完成、英語版が8月に完成予定、今年度1,000万円程の予算があるがどこまでやっていくのか、来年度どれくらいの予算で何をやっていくのかを確認しなければならない」などの情報提供があった。

北海道結志会との意見交換では、冒頭、池本柳次議員が「連合北海道からの情報提供をもとに、第2回定例道議会に向けた意見交換をしていきたい」と挨拶した。

続いて、荒木副事務局長の挨拶の後、永田総合政策局長から、民主・道民連合政策審議会と同様に資料に基づく説明を行った。

北海道結志会との意見交換の様子

池本柳次議員は「春闘でまだ妥結していないところは状況が厳しい」、白川祥二議員は「米の運送費の値上げ分が人件費に上乗せされていないという話を聞く」、水口典一議員は「道は、国際線を増やしたいが、グランドハンドリングの人手不足によって対応できていない」、「地方財政や公立病院が危機に陥っている。中央省庁においては、全国における画一的ルールをつくるのではなく、広域な北海道と他都府県とは地域事情が違うのでメリハリつけるべき」などの意見を述べた。最後に池本柳次議員は、「今回、意見交換したものの中から定例道議会に盛り込めるものについては、対応していきたい」とし、意見交換を終了した。

以上