■ 無期転換ルールの概要
無期転換ルールとは、同じ使用者(企業等)との間で、契約社員・パートタイマー・アルバイトなど期間の定めのある労働契約(有期労働契約)が5年を超えて繰り返し更新された場合、労働者からの申込みにより、期間の定めのない労働契約(無期労働契約)に転換されるルールです。このルールは、働く者の雇用の安定を図ることを目的に規定されました。
労働契約法の改正から5年が経過し、いよいよ2018年4月より無期転換ルールが適用されるケースが本格化します。ポイントは、労働者の意思で無期転換の申込みができるということです。まずは、チェックポイントをもとに、無期転換ルールの対象となるか、ご自身の雇用契約書等で契約内容を確認してみましょう。
画像:日本労働組合総連合会「連合有期労働契約Handbook」より