2009.10.30
 連合北海道第11期の運動方針、役員体制決まる−第22回定期大会    

連合北海道第22回定期大会
 連合北海道は、10月27、28日の両日、札幌市内で第22回定期大会を開催し、向こう2年間の運動方針や2009春季生活闘争のまとめ及び2010春季生活闘争基本構想骨子などを確認しました。また、第11期の役員体制も決定しました。

 本大会は、急逝された住友前副会長(北教組委員長)と石狩地協伊藤前事務局長への黙祷を捧げることから始まり、その後、柳会長が執行部を代表して挨拶を行いました。
 挨拶の中で柳会長は、(1)雇用問題は喫緊の重要課題で関係機関・団体等と連携・協議し対応していく。雇用のセーフティネットの確立など、制度・政策要求も取り組んでいく。(2)組織人員の減少は、労働組合と労働運動の社会的影響力を低下させる。全組織を上げて組織拡大に取り組む決意である。(3)来年の参議院選挙は、政権交代後の安定政権確立に向けての戦いである。と、決意を明らかにしました。
 また、民主党北海道を代表して佐野幹事長が挨拶に立ち、「平成維新(衆議院選挙による政権交代)は、来年の参議院選挙勝利、再来年の統一地方選挙での道政奪還を持って完遂する」と力強く訴えました。

 大会初日は、2年間の運動方針、春季生活闘争の基本構想、衆議院選挙のまとめについて提案がなされ、代議員・特別代議員8人から運動方針等について意見が出され、真摯な意見交換がなされ1日目が終了しました。
 2日目には、組織財政特別委員会報告、役員改選等々を行い、大会宣言、特別決議を採択して、大会の全日程を終了しました。

 大会での発発言する波岸代議員言者・発言内容は下記のとおりです。
  ○サービス・流通連合(波岸代議員)/丸井今井の雇用対策に関する報告とお礼
  ○森林労連(松坂代議員)/森林整備と雇用対策に関する政策要求
  ○UIゼンセン同盟(衛藤代議員)/期日前投票所の増設と投票済証の発行
  ○北教組(小笠原代議員)/教育条件・勤務条件の改善、公立高校配置計画等全6点
  ○電力総連(金野代議員)/全道メーでの開催について
  ○JR総連(高橋代議員)/新幹線の札幌延伸、高速道路無料化、国民投票法
  ○自治労(小林代議員)/地域医療、生活保護、公契約条例、離島航路
  ○十勝地協(竹鼻特別代議員)/帯広市長選挙への協力
                                 以上、1号議案(運動方針)についての発言
 上記の他、北教組(豊巻代議員)より組織財政特別委員会報告(平和・道民運動の第6次答申の論議経過)について質問が出されました。


                                                        以 上